2010/07/31

浜辺にて。


夕暮れの干上がった浜辺で、少年たちが球を蹴る。

この場所でほとんど毎日遊んでいるそうだ。

写真を撮っていたら、赤いTシャツを着たゴールキーパー、試合を無視してポーズ。

素敵な表情でダンスをしてくれた。

2010/07/28

園児。


日本はモザンビークに相当額の援助をしているそうだ。

首都マプトにて、実に様々な日本語を見た。

置くだけエース。



青山幼稚園。



小さな乗り合いバスの中、モザンビークの園児たちが一杯に詰まってました。

2010/07/27

モザンビーク。


ワールドカップが終わり、最後の原稿を書き終え、南アフリカ隣国のモザンビークに行った。

大都会ヨハネスブルグとは全く違う光景に出会う。言葉もポルトガル語。
同じ南部アフリカでも、国境を越えるだけで別世界だ。

浜辺ではひとりの少年が、発砲スチロールの舟を作って巧みに乗りこなしていた。






2010/07/16

祭りのあと。


大体において、楽しいことってのは、そう長くは続かない。

7月11日、そしてワールドカップが終わってしまった。

選手や監督を取材する機会も多く、思い入れもあったスペインが優勝した。
最高の大会になったはずだけど、祭りのあとの寂しさはなかなか消えない。

4年後のブラジルには、何が待っているんだろう。

それを考えながら、長いようで短い4年間を過ごしていく。






7月16日発売 Number (文藝春秋社)

*シャビ

*ドイツvs.スペイン

*メッシ


7月13日発売 週刊サッカーダイジェスト(日本スポーツ企画出版社)

*3位決定戦 ウルグアイ対ドイツ

*準決勝ドイツ対スペイン

*準決勝オランダ対ウルグアイ


7月15日発売 World Soccer Digest(日本スポーツ企画出版社)

*出場32カ国の通信簿「アルゼンチン代表」

*連載 サイモン・クーパー「変わりゆくパワーバランスの裏で」

*連載 ポルトガル・ジャーナル

*レアルマドリー 「モウリーニョ招聘の舞台裏」

*インタビュー ジョゼ・モウリーニョ「ビッグイヤーの獲得。それが最大の使命だ」


7月15日発売 週刊サッカーダイジェスト増刊 南アフリカワールドカップ大会総集編(日本スポーツ企画出版社)

*決勝オランダ対スペイン

*虹の国で生まれた珠玉のストーリー「スペイン代表」

*グループリーグ マッチレポート

2010/07/11

アフリカ雑貨。


スペイン勝利の余韻に浸る間もなく、原稿に追われる日々が続く。

その合間に、ヨハネスブルグのタウンシップSOWETO(South Western Townships)を散策。

どこまでもアフリカンな雑貨を購入する。

去年コンフェデ杯で来た時にはシマウマを買ったので、今回はキリン。
一つ一つ表情が違って、選ぶのも面白い。




ネルソン・マンデラのエプロン。英雄をエプロンにしてしまうあたりに、南アという国の底力を感じる。


躍動。

ドイツ対スペイン戦の試合前、ダーバンでの一枚。

子供たちが順番に踊り狂ってるんだけど、いや、これがすごい躍動感。

しなやかな動きと、圧倒的なバネ。

人種と身体能力の関係を考えさせられました。


2010/07/07

司令塔の言葉。

ワールドカップが開幕する少し前に、バルセロナでチャビに会った。

「このチームで歴史を作りたいんだ。サッカー史に残るような、そんなサッカーを見せたい」

小さな司令塔は目を輝かせてそう言った。

彼のスペインが歴史を作るまで、あと少し。

2年前のウィーン。EURO決勝、ドイツを相手にチャビは綺麗なスルーパスを通し、それがトーレスの決勝点を生み、スペインは歴史を変えた。

7月7日、ダーバン。相手は再びドイツ。

チャビとスペインはどんなサッカーを見せてくれるだろうか。




7月7日発売 Number (文藝春秋社)
*スペインvs.パラグアイ
*王国敗退の裏側 闘将ドゥンガと3+8の閉塞
*連載 W杯中毒者のつぶやき モリエンテス

7月6日発売 週刊サッカーダイジェスト
(日本スポーツ企画出版社)
*連載コラム まつりの響き
*アルゼンチン対ドイツ

7月6日発売 Footballista(スクワッド)
*連載コラム STRAMASH
*オランダ対ブラジル 
ブラジルはロッベンをどう止めたか。

2010/07/05

スペインの行進。

2年前の勢いなんかない。

あの時は面白いようにつながっていたパスも、今は停滞ぎみ。

それでも、スペインはパラグアイになんとか1点をもぎとり、準決勝に進出した。

次の相手は今大会で一番勢いのあるドイツ。

2年前の決勝、彼らは格の違いを見せつけてタイトルを取った。

ウィーンの再現を心から願う。



2010/07/02

終戦。

試合後、スタジアムの外で途方に暮れるひとりの日本人サポーター。



120分間の末のPK負け。

ベスト16という結果は出した。

でも、はたしてこのサッカーに未来はあるのか。

今後の4年間、日本はこの道を進むべきなのか

様々な思いが、プレトリアのスタジアムを包んでいた。

いろいろと考えてしまったので、とりあえず帰ってビール飲んで寝ました。

2010/07/01

南米のちから。

アルゼンチン対メキシコと、ブラジル対チリの2試合をヨハネスブルグで観戦。

アルゼンチンとブラジルがピッチ上で見せるサッカーは全く違うけれど、前線のタレントのクオリティは、どちらも今大会で抜きんでている。



ブラジル対チリ戦のスタンドには、”Diego esta esperando(ディエゴが待っている)”のカードを掲げるアルゼンチン人の姿が。

このカード、ぜひ決勝でみたい。



【7月1日発売】World Soccer Digest (日本スポーツ企画)
*連載 サイモン・クーパー 「虹の瞬間」
*WCクロスレビュー アルゼンチン ロベルト・アジャラ
*フェルナンド・レドンドが見たアルゼンチン代表
*連載 ポルトガル・ジャーナル