開幕の日。
ヨハネスブルグは大渋滞だった。
12時前にノルケン・パークの家を出たのに、スタジアムに着いたのはキックオフ3分前。少しも進まない渋滞にも関わらず、南アフリカ人は楽しそう。
陽気にブブゼラを吹いては、窓から乗り出しフラッグを揺らす。
こんなおおらかなスタンスでいかないと、この国で5週間は生き延びれないかもしれない。
昨年、コンフェデレーションズカップ取材でもヨハネスブルグに滞在したけれど、開幕戦のスタジアム、サッカーシティを訪れるのは初めてだった。
遠くから見たらこれ、完全にアリか何かの巣ですね。
中からみると、これがまた独特の画でおもしろい。
これまでに世界のいろんなスタジアムをみたけれど、デザイン的にはとてもユニークで、僕はいいと思う。
そして客席から見上げる青い空がまた、きれいだったなあ。